2014年5月31日土曜日

奈良・飛火野の巨木

奈良公園は数々の有名な神社や鹿が有名ですが、豊かな自然もあります。

春日大社に向かう参道の南側の浅茅ケ原(あさじがはら)を抜けたところに鷺池(さぎいけ)に浮見堂があります。
この池から少し西に歩いて行くと、この辺りが飛火野と言われる地で、今回紹介します巨大なクスノキはこの辺りにあります。

このクスノキ、幹の中心部分が落雷により焼損し、樹皮部分を残して成長したものだそうです。本来ならば幹の周囲が10mにもなっていたのではないかと推定されている巨木であり、その逞しい生命力に圧倒され、多くのハイキング客が訪れます。

ちなみに、飛火野とは烽火(のろし)が置かれた地であったことから名付けられたそうです。

この巨木を題材として、絵を描いてみましたので紹介します。


絵と言っても、白い紙製のボードに黒い塗料が印刷されたものを彫刻刀のような道具を使って黒い塗料を剥ぎ落しながら描く方法で、スクラッチと言われている方法で描いています。

描き方としては、一度削ってしまったところは修正がききませんので、ボードの上に鉛筆で概ねアタリの線を入れ、細かな線で大まかに描きます。その後、木の生命力を表すために、小刀のような刃先をねかせて大胆に塗料を剥ぎ落しながら描いてみました。

この方法で描くのは3作目となりますが、以前にもこの方法で描いたものを、ホームページ「まほろばギャラリー」の中で「ちょっと変わった絵」として2作品を紹介していますので、興味を持たれた方はこちらもご覧ください。

奈良には歴史的な建造物の他に、このような巨木が多くあります。
お弁当やスケッチブックを片手に、この辺りの散策などを楽しまれたらどうでしょうか。

2014年5月29日木曜日

洗濯槽に黒カビ?

最近洗濯物の洗い上がりに、ゴミの付着が気になりだした。
ゴミ取り用のネットに溜まったゴミを取り除いても、余り効果がありません。

ここような状況で活躍するのが、女性の口コミです。最近ではDOCOMOのXiどうしの通話は無料になったことで、頻繁に利用しています。
そこで案の定、家内と家内の妹と電話している中で、「洗濯槽の洗浄にすごく効果的な洗剤があるのでこれ使ってみなさい」とアドバイスされ、しかもわざわざ宅配便で送ってくれました。

(今回使ってみた洗濯槽用の洗剤)

早速これを使ってみることにしました。

まず洗濯槽の高水位までに水を張り、この洗剤を1袋投入し、2~3分間運転する。
一旦電源をOFFにし蓋を閉じて3~4時間このまま放置する。
その後、蓋を開けて洗濯槽を覗いてみると、いっぱいに泡立った中にぞっとするくらいの汚れが漂っているのが判りました。
この汚れを一旦排水する。(全自動なので排水のみ行うにはどうしたらよいか、なかなかわかりません。とりあえず脱水工程を行えば排水できることが判りました。)
排水が終わると、槽の側面やパルセーターの上には黒カビと思われる塊がいっぱい残っており、通常のすすぎ工程を行い残った汚れを洗い流し、終了です。

使った感想ですが、これにより洗濯物には全くゴミが付着することがなくなり、感心すると共に満足と感謝の気持ちでいっぱいです。
洗濯槽の裏側には思った以上に汚れが付着したままになっていたのですね。それも黒カビもいっぱいで、毎日こんな汚れが付着した中で洗濯していたのかと思うとぞっとします。

家内の妹へ
いつも、ありがとうね。
同様に困っている人があるかと思うので、勝手に紹介してみました。

2014年5月28日水曜日

紅葉の見頃は5月?

奈良カエデの郷『ひらら』をご存じでしょうか?

場所は、奈良県宇陀市菟田野古市場にあり、現在廃校なった学校の運動場に世界各地から集めた珍しい約1200種のカエデ約3000本が園内に植えられており、宇陀市が管理運営しています。

奈良カエデの郷ひららホームページ; Udakaedenosato.main.jp/

奈良に長く住んでいる私も知りませんでした。
それもそのはず、この5月で開園1周年だそうです。

紅葉の見頃は秋深まる頃ですので、知人らと昨年秋に近鉄電車で榛原まで行き、そこから菟田野行のバスで古市場水分神社で下車し歩いて数分のこの園を訪れてみました。

その際、園の職員から色々と説明を受けましたが、ここに植えられた珍しい品種は春から初夏にかけての新芽が独特の色彩を楽しませてくれるので、5月が一番の見頃だと教わりました。

そういえば、家にももみじがありますが、落葉前のみならず新芽の時も鮮やかな紅葉が楽しめます。(実は既成概念が先にあり、言われて初めてしげしげと眺めてみた次第です。)

(我が家のもみじを撮影)

ところで皆さん、『もみじ』と『カエデ』の違いをご存じでしょうか?

これも職員さんに教えてもらった話ですが、植物分類上は同じだそうです。
植物学的にはモミジもカエデも「カエデ」と言い、どちらも分類上カエデ科のカエデ属の植物で、モミジという科や属はないそうです。

ただし、一般的には子供の手のような葉の形のものをモミジと呼んでおり、また園芸や盆栽の世界では葉の切れこみ数や切れこみ具合によって区別しているそうです。

このカエデの郷の校舎は私達年配者にとって郷愁を感じさせますが、さらに教室内に各種展示がなされており、これもらも合わせて一度見学されることをお奨め致します。

2014年5月26日月曜日

珍しくなったミノムシ

庭に植えてあるコノテガシワ(センジュ)やカイズカイブキの木にミノムシが大量発生しました。

このミノムシ、果樹園を営んでいる方にとっては食害で迷惑な存在と聞いたことがあります。
余りにも多いのでせっせと捕っていますが、もう100匹以上は捕ったと思います。

そういえば、私達が子供の頃は落葉した木にミノムシがぶら下がっていたのを良く見ました。そして「このミノムシの蓑を使て財布を作るとお金が貯まる」とか言われていたことも思い出しました。

しかし、このミノムシ最近ではめったに見ることがなくなりました。
それもそのはず、天敵の小型寄生バエによって激減し、絶滅危惧種になっていたようです。
大げさと言われるかもしれませんが、ミノムシが垂れ下がる光景が日本の原風景を思い出させる脇役的な存在であるかもしれません。

こう考えると、ちょっと気持ちが変わって、これからはせっせと駆除するのは止めて、自然のままにしておこうと思います。

気持ちが変わったところで、松尾芭蕉の俳句を・・・

『みのむしの 音をききにこよ 草の庵』

・・・私は句を詠むことはできませんので、ミノムシのスケッチ画を描いてみました。

(色鉛筆画、はがきサイズ;コノテガシラに垂れ下がったミノムシ)

蓑のお蔭で、お金が貯まりそうな気がしてきましたか? それとも、若干なりとも気持ちが豊かになったような気がしたと思われたならば、私にも幸いかと思います。

2014年5月23日金曜日

火災報知器を点検してますか?

歳を重ねると同じような日々の繰り返しで月日が経つのが早く、すっかり忘れてたことを何かのきっかけで思い出したという経験はないでしょうか?

実は家の階段を昇って2階に上がったときに、ふと以前取り付けた火災報知器が目に入りました。

「そういえばこれを取り付けたのはいつだったけ」と考えてみても思い出せない程、取り付けてから相当年数が経過しています。
当然その間、点検もしたことがありません。

2階に取り付けた煙式の火災報知器

(台所に取り付けた火災・ガス漏れ警報器『ぴこぴこ』)

台所には大阪ガスの火災・ガス漏れ警報機をレンタルで取り付けていますが、こちらは大阪ガスが定期点検してくれているので問題ありませんが、自分で取り付けたこちらの方は全くと言っていい程忘れてしまっていました。
加えて点検の仕方も忘れてしまいましたが、本体に紐が下がっていたので、これを引っ張ってみたところ、音声で「異常ありません」と反応したため、一安心したところです。

ところで、皆さんの家では点検を行っていますか?

恐らく、私と同じような方々が多いのではと思いますので、このブログを見た方はいい機会ですので、必ず点検してみてください。

まさかとは思いますが、2階には取り付けていない方がいましたら、すぐに取り付けてください。寝ている時に煙が階段を伝って2階に充満することによる惨事を防ぐためです。

ちなみに、取り付けるタイプは熱式と煙式がありますが、火を使う台所は熱式を、2階は煙式の組み合わせが良いと思います。

また、時々点検することをお忘れなく。
。。。これは私自身、特に注意を要しますので、忘れないようこのブログに書きました。。。